一番辛い試練の時
Nalcyさん 1999.1.11.
 前から好きだった合唱部の女性が3月に結婚することを知った。
 年末に決まったという。

 電撃的だっただけに、かなりショックだ。
 なにせ昨年秋には私に
「好き」と言っていた人である。
 恋人というほどの付き合いではなかったかもしれないが、お互いに何でも話せる信頼できる仲だった。

 最近合唱の練習やイベントに来ないし、何かおかしいと思っていた矢先のこのニュース・・・

 彼女も私に気を使ってか、私が全員に不参加表明をしていた練習日での報告だった。
 もちろん、間接的に聞いても事実が変わるわけではないのだが、もし私がその場にいたら、激しく動揺して帰りの車の運転もままならなかっただろう。合唱指導なんてもってのほかだ。

 今回もまた「いい人」で終わったようだ。
 根が楽天的だから、いずれは立ち直るとは思うが、
 「女性と2人でいるのが怖い」という病気がさらに悪化しそうだ。
 普通に友達として遊んでいるぶんにはまったく問題ないのだが、恋愛を意識してしまうと、途端に何をして良いかわからなくなる。
 だがこれを克服しない限りは先に進めない。

 初めて結婚まで意識した人との別れ・・・
 今までで一番辛い試練の時かもしれない。

 とりとめのない事を書いてしまいましたが、胸の内を話せる場所があることに感謝します。
MIC 1999.1.11.
 お気持ち、よくわかります。
 3年間想い続けた人に、やっと告白してみたら、その1ヶ月前に彼女の結婚が決まっていたという経験を持つ私としては、ひとごととは思えないものがあります。
 しかも、彼女がその相手とのお見合いをしに行く直前に私は会っていたのですから、間抜けというも愚か。

 ただ、Nalcyさんの場合は、彼女の方からも「好き」だと言ってくれていたのですね。
 だとすると、ちょっと今の時点では厳しい言い方かもしれませんが、Nalcyさんの「好球見送り三振」だったように思われます。
 Nalcyさんが「結婚まで意識していた」とおっしゃるのであれば、なぜ、彼女が気持ちを表明してくれたときに、もっと積極的に出られなかったのでしょう。
 彼女は、それを待っていたのかもしれませんよ。
 詳しいことは存じませんが、もしかしたら昨年秋、今回の相手との縁談が始まっていた可能性もありますね。
 それで、確かめるつもりでNalcyさんに「好き」だと言ったのかもしれません。
 もしその時Nalcyさんが積極的に出ていれば、その縁談を断って……ということも考えられないではありません。
 まあ、今になってそんなことを憶測しても仕方がありませんが……(^_^;;

 恋愛にも結婚にも、気持ちや行動と共に、タイミングが大切だと思います。
 これは私自身が重々思い知らされていることでもあります。
 今回は残念ながら、そのタイミングを逸してしまわれた。
 今はさぞお苦しいことと存じますが、そう考えるしかないのではないでしょうか。
 次の機会──それは必ず訪れるはずです──はタイミングを逸しないよう、がんばって下さいね。

 あと、「女性と2人でいるのが怖い」症候群ですが(^_^;;
 これも、わかるような気がします。
 責任感の強い男性ほど、そういうところがあるみたいですね。
 なんとかリードしなければならないとか、優柔不断に見えては嫌われるとか思ってしまって、惑乱する。
 しかし、恋愛というのはお互いで育ててゆくものですから、それぞれの形があって然るべきでしょう。
 「何をして良いのか」が決まっているわけではありません。
 女性の方が「何をしたいか」がはっきりしている場合も多いので、彼女に任せてしまうというのもひとつの手ですよ。
 あまり、固く考えることはないのではありませんか?
 ……って、私が言うなっちゅーの(^_^;;
Nalcyさん 1999.1.12.
 MICさん、さっそくのレスありがとうございました。

 私も「好球見送り三振」のような気がします。
 タイミングというのは本当に大切ですね。

 彼女とはまだ合唱部の先輩後輩の付き合い(彼女は僕より3つ年上)があるのが不幸中の幸いかもしれません。

 あと「女性と2人でいるのが怖い」症候群のことですが、
 そうそう、「なんとかリードしなければ」と思ってしまうんです。
 もともと性格的に自分が前に出る人間ではないので「リードする」という経験に乏しく、女性といるときだけリードしようと思っても、失敗することが多いです。
 故郷を離れての独身寮生活・男だけの職場、という環境ですから、彼女(上記の人という意味ではないです)が欲しいことには間違いないと思うのですが・・・。

 でも今は新しい出会いが来ないことには始まりません。
 いつ来るかわかりませんが、とりあえずそれまで自分を鍛えようと思います。

 ありがとうございました。

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