このままでいいのかな
青いりんごさん 1999.5.7.
 初めてお邪魔します。音楽関係のぺ−じにこんなコーナーがあってちょっとびっくりです。
 今とりあえずつきあっているひとがいます。相手とは9歳違い。
 向こうは×1です。まぁ、そんなこと気にしちゃいないんだけど。数年前からモーションをかけられていたけど、結構あしらってました。でも、少し前に再会して、なんとなくつきあいはじめました。”結婚”を前提にして・・・
 だから、具体的な話がいろいろでてきちゃって、正直気持ちがついて行けないときがあります。それをちゃんと言えばいいのかもしれないけど、いつもののりで言うと本気に取ってくれません。自分の年も年だし、つきあうことの延長線が”結婚”なのは何となくわかるんだけど。
 相手に対して”自分は本気?”って考えると、はまってしまいます。”ゆっくりつきあっていこう”って返事した以上、そうありたいんだけど、もしかしてつきあわないほうがよかったかなんて
 思っちゃうと、どつぼ!! いろいろ話してる中で、
”私はこんなだから、考え直せば”とか言っちゃうこともしばしです。でもそんなときは”まぁまぁ”みたいな感じで、ごまかしが入ります。それは年の功ってやつ?
 なんだかだんだん、その人を試しているみたいな気がして憂鬱。
”彼はどこまで私のわがままを受け入れられるのか?”みたいな。ほんとにこんなんでい〜んだろうか?
 お互い週末は趣味の世界が忙しくって、今のところ全然会えません。一緒にいるとらくだし、いい人には違いないんだけど、こういう状況でも
”会いたい”とか思わない自分がよくわからない。お互い束縛されるのは嫌いだから、自由にしてる。ほんとにこれがそうなのかなぁ・・・ふぅぅちょっと気疲れしますね。
MIC 1999.5.8.
 青いりんごさん、初書き込みどうもありがとうございます。
 このサイトは、音楽家がやってはおりますが、必ずしも音楽関係のHPとは言えないものがあって、管理人の気の向くままにいろんなコーナーを作ってしまいました。
 この掲示板にしても、
「こんなことを普通の掲示板で書き込んだら雰囲気を重くして他の人に迷惑じゃないかな?」と、二の足を踏むような話題を語る場所が、何よりも私自身が欲しかったために設置したものです。
 この掲示板を病院とすれば、私は医者でも看護人でもなくて、患者のひとりに過ぎないわけで、ただ古い患者であるために様子が分かっていることも多いため、皆さんに助言めいたことをおこなっていますが、もちろんなんの権威もありませんので、そのあたりはご了解下さい。

 さて、間違いがあるといけないので確かめたいのですが、青いりんごさんは女性ですよね? それでお相手の方は9つ違いとのことですが、むろん「年上」なのですね?
 ここを誤解してしまうととても珍妙なことになりそうですが、一応そう解釈してお話を進めさせていただきます(^_^;;
 それと、おふたりの大体の年齢がわかればイメージもつかみやすいのですが、
「自分の年も年」とお書きになっておられますので、学校を出たばかりとか、そういう年齢層ではないと解釈させていただきます。

 私にはまだ結婚の経験がないのではっきりしたことは言えませんが、友人の様子などを見ていると、人並みの結婚式を実際に挙げるまでには、ほとんど気の遠くなるような実務が無数に発生するようで。
 その面倒くささを二度と味わいたくないという気持ちが、離婚に対する暗黙の歯止めとなっているのではないかと言う人さえいました。
 ともあれ、よほど好き合って結婚する人たちでも、日常の中でそうした実務に忙殺されているうちに、一度や二度は、

 
──早まったんじゃなかろうか。
 ──結婚なんかしなくていいんじゃなかろうか。


 という疑いを持たないことはむしろ例外であるようです。
 だから、今の時点で青いりんごさんが懐疑的になってしまうのを恥じる必要は全くないと言えるでしょう。


 ただ、ちょっとした懸念があります。
 多分、彼氏は一度結婚経験があるということで、所帯を持った時のことを常に念頭に置いているのに対し、青いりんごさんはもう少し純粋に、いまこの時の恋愛を楽しみたいという意識があって、そのあたりの考え方のギャップなのではないかと思われます。
 早く言えば、彼氏のいわば「所帯くささ」に、青いりんごさんがややしらけてしまっているというのが実情ではないでしょうか。
 だとすると、ことは少々厄介かもしれません。
 恋愛の中で、怒りとか恨みなどという感情はそれなりにアクセントになるので、必ずしも不都合ではないのですが、「しらけ」だけは禁物だろうと考えるからです。もっとはっきり言えば、しらけてしまった時点で恋愛は終わったと考えてよいくらいかもしれません。
 結婚後ある期間を経ると皆さんややしらけた状態になり、それを乗り越えることで真に永続的な結びつきが生まれる、というケースが多いように見受けられるのですが、結婚前の交際段階ですでにしらけてしまっているとすると、いささか早すぎるようでもあります。
 特に、会わないでいても別にそれほど会いたくならないのだとすると、問題かもしれません。
 このままで流されるのは、やはりお互いのためにならないような気がします。
 会ったときの心地よい雰囲気に流されないように心を決めて、いちどはっきり将来のことを話し合った方がよいのではないでしょうか。
 今のままの気持ちで結婚に向かうのはどうしても自分の気持ちとして納得できないから、と言ったとしても、決して相手を傷つけることにはならないと思います。
 
「考え直せば」と相手に下駄を預けるのではなく、青いりんごさん自身の気持ちを、正直に見つめてみるのが大切ではないかと思うのです。
 余計なお世話だったらごめんなさい。むしろ余計なお世話であれば幸いです。よい恋愛&ご結婚を祈ります。
青いりんごさん 1999.5.9.
 MIC さん。アドバイスありがとうございます。
 お察しの通り、私は31歳女性です。って書けば相手のことはわかりますよね。
 たぶんきちんと話をする必要があるんだと自分でも思います。
 ただ、話の持っていき方がなかなかむずかしくって・・・
 彼の”所帯くささ”に失望しているつもりは無いんです。
 ただ彼の”結婚願望”について行けないって感じでしょうか。
 まだ、自分が本気なのか自分に対しても、相手に対しても自信がない。 だから、もう少し恋愛を楽しみたいって言うか、お互いを知る期間が必要だと思ってます。
 ゆっくりと人を好きになること。
”このひとが好き”っていうものすごい情熱的な感情が無いときに、相手のことをゆっくり好きになるのは意外に難しいものです。それを痛感させられている今日この頃です。

「愛と友情の遍歴」目次へ戻る